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シニア犬になると増える腫瘍…早期発見につながった習慣とは

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柴犬系の典型的なミックス犬で、名前はハンナといいます。当時小学生だった息子が、小学校に迷い込んだ7ヶ月くらいの迷い犬を連れて帰ってきたのをきっかけに飼うことになりました。

現在は15歳になります。ずっと野犬として育ってきたために、室内に入ることは苦手なようで、庭に長めの鎖で繋いでいる完全屋外飼育をしています。保護当時はかなり痩せていて表情も硬く、決して人を噛むようなことはないのですが、少し気が荒い面もありました。

家庭犬として子犬時代を過ごしていないので、急に自由の効かない生活になったことになかなか慣れず、保護当初にしばらくのあいだ鎖の代わりとして繋いでいた細めのロープを噛みちぎって逃げ出したことがあるほどです。

それでも、年数をかけ徐々に慣れていき、それに連れて表情も柔らかくなっていきました。昔の写真を見返すとびっくりするくらいです。元々、小学生たちに遊んでもらっていたりしたため、幸い人間を怖がることはなく、人懐こい性格で、特に子供に対してはとても優しい犬です。

なかなか満足にご飯を食べれなかった過去はトラウマになったようで、ご飯の時間は散歩と同様にハンナにとって一番好きな時間です。急いで食べないと取られると15年経った今でも思っているようで、フードボール一杯のご飯を猛スピードで平らげてしまいます。

避妊手術と毎日のご飯のおかげで、保護から数年経つと肉付きも良くなって、柴犬を少し太らせたような体型になったのもあり、現在はご近所さんからもとても可愛がられています。

シニア犬になり寝ている時間が増えた

昼間に寝て過ごす時間が、目に見えて増えてきた時に、ハンナも歳を取ったなと思います。元々、犬は寝て過ごす時間が多い動物ですが、それでもやはりシニア犬になるとその時間が顕著に増えていくように感じます。

特に朝の散歩から帰ると、またすぐに寝入ってしまい、郵便配達が来ても気づかないほどです。ですが、夕方になると帰宅した夫や近所の方が庭で話すことが多いこともあり、相手にしてもらえる人も増えるのと、朝より少し長めの散歩に出かけることもあり、1日の中で最も元気が良いようです。

また、寝て過ごす時間が増えたのと同じ時期くらいの11歳ごろから、顔周りの毛にだんだんと白い毛が目立つようになりました。特に、黒い毛が多い口周りや目の周りは随分と白くなってきたように思います。人間と同じく、犬の毛もだんだんと白髪が増えていくようです。

病気が増える老犬…腫瘍も見つかる

病気が増えることもまた、歳を取ったんだなと感じる時でもあります。今まではほとんど獣医さんにかかったことのなかったハナですが、一昨年は一つ大きな病気をしていまいました。頭を撫でていると耳の横あたりに小さなしこりがある感覚がありました。触ると痛がるようなそぶりはまったくなかったのですが、念のために病院に連れて行くと腫瘍でした。

幸い、この腫瘍は良性であったのと、早期発見であったために、再発することもなく現在に至ります。年齢や犬種でも多少の違いはありますが、シニア犬に多い病気の一つに悪性のガンもあるようです。病気に強いとされる典型的なミックス犬のハナでも、老いと共に病気が増えて行くのは事実です。これを実際に目の当たりにすると、ついにシニアの域に突入したのだなと感じます。

ブラッシングなどのコミュニケーションが早期発見につながる

愛犬が歳をとるのに合わせ、心がけていることが2つあります。

まず1つ目が、毎日のコミュニケーションを欠かさずにすることです。先ほども述べた通り、13歳の頃にハンナには腫瘍が見つかりました。

しこりが大きくなる前に気づけたのは、このコミュニケーションを毎日やっていたおかげだと思っています。ここで言うコミュニケーションとは、ボール遊びなどだけではなく、ブラッシングで体の状態を見ることも含まれています。

ハンナの場合も、ブラッシングをしながら体を撫でていた時に腫瘍が見つかりました。毎日触っていると、小さな変化でもすぐに気づくことができ、適切な治療も早期に受けることが可能です。

また、このコミュニケーションですが、子犬の頃からどこを触られても嫌がらないように躾けることも大切です。頭や背中だけでなく、口元なども慣らしておくと、歯の状態を見るのに苦労しないかと思います。シニア犬では特に、歯石などによる歯周病も多く見られる病気の一つです。

体力が落ちても遊びによるストレス発散は大切

2つ目は、遊びによるストレス発散です。成年期に比べると体力も落ちていますので、無理な遊びや激しいものはできませんが、それでも大好きなボール遊びや、ロングリードで思う存分に行きたいところへ歩かせることをしています。

犬にとって、匂いを嗅ぐことほど楽しいことはありません。ですので、特に散歩や公園に連れて行ってロングリードで好きなように過ごさせた後は、帰宅しても大満足しているようで、それがストレス発散に繋がっているんだと思います。

シニア犬に必要なのは、適度な運動はもちろんですが、それぞれに合ったストレス発散だと思います。ボール遊びなどは室内でもできるため、足が滑らないようなマットは必要かと思いますが、足腰の弱ったシニア犬でも運動を兼ねて出来ることの一つではないでしょうか。

また、他の犬と遊ぶのが好きな子は、行き慣れたドッグランで色々な子達と接することで、脳への刺激にもなります。ストレスフリーな生活は犬にとっても長生きの秘訣になるようです。

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